
概要 Link to heading
こちらの記事 の続き、日本出国後の記録。写真はダブリンの公園。こちらは緑が沢山で空気がきれいで歩いてて心地が良い。
アイルランド入国まで Link to heading
東京出発 Link to heading
成田 -> Doha -> Dublin のカタール航空を利用した。
成田からは深夜発であったため、JAL のサクララウンジを利用させてもらったが、シャワールームなども広々としていて、リフレッシュしてから飛行機に乗ることができた。
ドーハまでは、初のビジネスクラスでとても快適な移動だった、感激。機内では StarLink が利用可能で、Youtube など動画視聴も全く問題がなかった。
カタール到着後はDoha Stopover プランというものがカタール航空から提供されており、Doha 24時間以上滞在の条件で格安で InterContinental Doha ホテルに宿泊することができた。
一泊宿泊の後、翌日朝6時に再度ドーハ空港 (Hamad International Airport) に到着。ビジネスクラスのおかげか、タクシーを降りてすぐに荷物をすべて職員の方が運んでくれて、チェックインの待ちもなく素晴らしいサービスだった。
ドーハはハブ空港としてかなり力を入れているおかげか、到着時・出発時ともに深夜にも関わらずすぐにタクシーを呼んでもらえたため、移動には全く困らなかった。国営の Karwa taxi が一番安全であるかと思う。 念の為事前に Karwa taxi の配車アプリを入れていたが、ホテル・空港ともに係員の方が手配してくれたため、利用する機会はなかった。
カタール出国まで数時間あったためラウンジを利用した。ビジネスクラスのラウンジ Al Mourjan Lounge は2つあるようであるが、小さい方の Al Mourjan Business Lounge The Gaarden を利用した。 すべてがきらびやかでシンガポールのチャンギ空港に似たものを感じた。
食べ物もたくさんあって楽しい。ラウンジを堪能したあと、飛行機に搭乗。沖止め (remote parking) であったため、バス移動だったが、バスもビジネスクラス専用で空港とカタール航空の財力を感じた。
ダブリンへのフライトも個室のように扉を閉められるタイプの座席で、とても快適だった。
寝ていたらあっという間だった。
Dublin 空港到着 Link to heading
合計 20 時間弱のフライトを経てダブリン空港に到着1。 入国審査はオファーレターを見せて CSEP で働く予定であることを説明するだけで問題なかった。 空港前にはタクシーが並んでおり、係員さんが荷物量に応じて案内してくれるので配車アプリは不要。 ダブリン空港からは電車がないため、タクシーかバスの二択になる。
自分は大量の荷物・スーツケースを持っていたためかなりアセアセしていたが、なんとかタクシーに乗り自分の賃貸にたどり着くことができた。
銀行開設 Link to heading
会社の同僚からは Revolut を進められたものの、どうやら IRP 発行後でないと銀行口座は持てないようであるため、AIB の口座を開設した。 アプリから申し込めば、ビデオコールでパスポート確認をされるのみで、すぐに口座は開設できた。 AIB はあまり評判は良くないようなので、 IRP 発行後は Revolut の口座を使ってみようかと思う。n26 というネット銀行も気になっているところ。
Utility (電気・ガス・インターネット) Link to heading
Sim Link to heading
以前の記事に書いた通り、入国前に three.ie の無制限プランの eSIM を 20EUR で契約しておいた。電話番号はいろいろな場面で必須なため、一番最初に取っておくとよいかと思う。
Three.ie の Prepay 方式 Link to heading
自分は Super Sufer Plan という 20EUR / 28days のデータ無制限プランを契約している。アイルランドに来てまだ一週間前後のタイミングで、次の支払い期限までに事前に top up (プリペイド残高チャージ)をしておこうと思い 20 EUR を自分のアカウントから支払った。
するとこんなメッセージを受け取った。
From Three. Thanks for topping up EUR20.00 using Mobile App. Enjoy your All You Can Eat Data to use in ROI, 200 calls & 200 texts, 26GB EU data for 28 days. EUR20 was used to activate your Three Super Surfer plan benefits. Check all your Three Prepay options at 3.ie/my3
From Three: Thanks for topping up using Mobile App. Your new balance is 0.00 EUR. Check options at www.three.ie/my3
てっきり 28 日後の分まで有効になるのだな、と思い、念の為もう一回 20EUR 支払った。
すると再度全く同じメッセージを受け取り自分の Balance は 0EUR、さらに allowance は July 1 が有効期限のまま。
最初に有効化したのは5月下旬なので、自分の認識では 28日 (4週間) x 3 = 12週間で少なくとも8月中旬まで有効なはず。 嫌な予感がしてサポートにチャットしたところ、仮に現在も有効なプランが有るとしても、直ちに現時点が 28 日後まで有効なプランが activate される、とのこと。 つまり自分はまだ1週間弱しか現行のプランを使っていないにも関わらず 40 EUR を無駄に支払ったということだった。
幸い 20 EUR はその場で refund してくれたものの、残った 20 EUR はそのまま July 1 のプランの activate に使用したとみなされ、返金されなかった。
ということで 20 EUR ほど無駄払いをしてしまった。
48.ie に乗り換え Link to heading
Three はもう一つの競合 Vodafone と合わせて、AU, Docomo, Softbank のようなメガキャリアであるようであったため、MVNO よりやや金額が高いようであったため、MVNO に乗り換えることにした。 Gemini におすすめの MVNO を聞いたところ 48.ie (Three 傘下) をおすすめされたため、こちらに乗り換えた。Number Transfer も簡単で月額 13EUR で通信品質も全く問題なかったため、当分はこちらを利用しようかと思う。
余談ではあるが 3 も 48 も Googlability が低い。
インターネット Link to heading
建物の契約先が Virgin Media という Service Provider だったため、特に選択肢はなく契約をした。以下の内容を用意しておけば問題なかった。
- IBAN
- 住所
- 電話番号
電気・ガス Link to heading
Electric Ireland と契約することを Landlord に勧められたため、こちらで契約。電話で以下の内容を伝えるだけで契約ができた。
- IBAN
- MPRN, GPRN
- Meter reading
MPRN, GPRN, Meter Reading は Landlord にメールで教えてもらった。
水道 Link to heading
引っ越してくるまで知らなかったが、アイルランドは水道代無料。最初はミネラルウォーターを買っていたが、今は Brita の浄水器を買って、水道水を飲んでいる。
税金 Link to heading
PPSN 発行 Link to heading
MyWelfare, そこから PPSN の発行をスケジュールした。数日後にメールでアポイントメントの日付が送られてきたので、当日必要書類を持ってシティセンターの施設に向かった。(だいたい2週間後)
会社から発行してもらった PPSN 取得のための住所証明書とパスポート提出のみで 10 分ほどで手続きが完了した。ワーキングホリデーで入国している方などは IRP のあとに取得する場合が多いようであるが、CSEP で入国している場合は IRP を待たずにすぐに PPSN が取得できるかと思う。
Split-yaer treatment Link to heading
PPSN 取得後 Revenue.ie My Account にユーザー登録をし、年の途中に入国したことを記載すれば完了。
PPSN の登録 Link to heading
Split-year treatment と同様に、My Account から Job 登録をすれば完了。これで翌月からは税金の負担が少し減るはず。。。 PPSN 登録までは所得に対して累進課税の上位(40%)税率で課税(Emergency Tax Rate)されるため、ちょっときつい。
IRP Link to heading
入国後すぐに ISD からスケジュールをしたが、それでも2ヶ月半先が最短だった。なお90日以内に IRP 取得が義務付けられているため、結構かつかつ。 IRP 取得までは国外への渡航が推奨されないらしい。
生活必需品の購入 Link to heading
Stephaen’s Green にある、Dunnes Store に何度も行って皿や水回りの必要品購入した。基本買い物は Dunnes Store か Tesco でするようにしている。
Apple Account の作成 Link to heading
Apple ID Web (https://account.apple.com) からは何度やっても Your account cannot be created at this time
エラーで失敗するため、Reddit に記載のあるように Apple Musicから新規ユーザーの登録を実施することで回避できる。大まかなステップは以下の通り。
- ユーザーを Apple Music から作成し、Ireland に居住国を設定
- App store からログアウト2
- 作成した Ireland 登録のユーザーで App Store にログイン
- 必要な Ireland アプリをすべてダウンロードし、その後もとの日本アカウントで再度ログイン
これでアイルランド、日本双方のアプリを iPhone にキープしておくことができる。Apple Music などのサブスクリプションはアイルランドのほうが 1.5 倍ほど高い。
ちなみに一つの ID を別の国に移動するためにはサブスクリプションをすべて無効化する必要があり、さらに日本の銀行などのアプリが更新できなくなるため、上のように国別のアカウントを複数持つほうが良いかと思われる。
ref: Moving to a new country is a terrible experience on iPhone
感想 Link to heading
日本出国前のタスクに比べると全然楽だった。 入国した直後は、何でも安く買えて、かつ選択肢が無限にある新宿のような場所がないことに不便を感じたが、数ヶ月してあまり気にならなくなった。 こちらに引っ越してきてから東京は物質的な豊かさ・便利さが世界的に見てもかなり水準が高かったのだなという気付きがあったものの、意外にになくても困らないものはたくさんあるということにも気づくことができた。 安く高性能なものがすぐに手に入るという点では東京は圧倒的であるものの、アイルランドにはアイルランドの良さがあるようにも感じている。双方の国の人が何に価値をおいているか、これから自分の肌で感じられるようになりたいと思った。
ダブリンでよく見る可愛い鳥。
ダブリンの街並み。高い建物が全く無いため、空が広く見えて、東京とは違う良さもある。